11月14日 大会レビュー
我々は最近優勝という結果を手にしていない。
そのため今日必ず勝ちたいそんな思いで臨む戦いとなった。
第一試合 現役大学生featあすぴー
足元の技術と走力を活かす我々の苦手なスタイルの
相手チームに対し、フットサルなのにボールを保持すると
苦戦する謎のチームスタイルFCJINSEIは保持から
ボールを狩られてカウンターを連発されてしまう。
嫌な展開が続く中、前半ロスタイムに市尼のチンピラ中元が
らしくない華麗さと情熱フィニッシュを成功させ、先制する。
後半は20歳の攻撃を27歳が耐え凌ぐ社会的構図の大きな
逆転を見せつけられるも追加点を奪い、勝利を挙げた。
理由なき勝利こそ強者の証であると言う戦いで初戦を終えた。
第二試合 上手いと思っている人達
開始早々福井の落としから森田が先制に成功する。
得点直後アクシデントが発生する。
推定1万年ぶりの得点への歓喜かと思われた森田が
股間付近を手で抑えながら苦悶の表情を浮かべた。
痛みを訴える箇所と表情で梅毒かと思わせたが自分では
負傷であると訴え、GKへとセルフ交代することとなる。
その後代わりにフィールドへと入った中島が運動量と情熱で
守備を統率、終盤福井の落としから定成が決め、なんとか
勝利することに成功。2連勝を飾ることとなった。
第3試合 関西リーガー率いる優勝チーム
この試合が始まるまでにも余裕を持ちながら戦う
このチームは技術力とフットサル戦術でボールを支配。
一方我々は3-1で構えて誘い込んで喰う戦術で応戦。
相手が保持に酔ったところを定成に放り、得点に繋げる。
通称「つまらない形」で先制、追加点を奪うことに成功。
ダメ押しは中島の宝くじ当選ミドルで勝負アリ。
中島の気持ち悪いゴールパフォーマンスと引き換えに
大きすぎる勝ち点3を獲得し、1位で突破を決めた。
第4試合 たぶん1番上手かった人達
高い技術力を持つチームであったため終始押し込まれる
いつもの展開となる。それでもカウンターから定成を経由し
最後は中元が決め、先制に成功する。
追いつかれるも1-1のまま試合は終了。
決勝に向かうこととなる。
決勝 関西リーガー達
我々との再戦を控えた相手は作戦ボードを用いて
我々の分析と戦術確認を行っていた。
非常にわかりやすい戦術を敷くFCJINSEIに分析の余地は
あまりなく、自らの戦術確認に時間を割いていたのであろう。
開始から前回対戦とは明らかに違う顔つきに我々は気付いた。
寄せの速さ技術力、気合いの入りよう全てにおいて予選時を
上回ったパフォーマンスであった。
されど、サッカー選手としての価値を早めに諦めて
小コートの戦いにシフトした方々であるということを
我々は忘れていたのであろう。立て続けに失点を喫し敗戦。
ラフタックルと凄惨な潰し合いの末優勝を逃すこととなった。
それでも大会を通じて数々の賞賛を浴びた戦い方の統一と
守備意識の高さは今後も継続して取り組んでいく必要がある。
そうした中に勝利や得点を引き寄せるエッセンスとして
戦術やセットプレーが挙げられる。形のなさは急務であり、
これから練度を高める必要があるだろう。
兎にも角にもまたしても優勝はお預けとなったこの雪辱は
次回必ず返さなければならないだろう。