9月25日 大会レビュー

第1試合
特徴なきイキリ集団

開始早々から相手チームの寄せの早さに
押されバックパスが増えるFC JINSEI 。

相手に主導権を握られる時間が続くも
DF人の粘り強い人に対する守備とGK m.nの
ビッグセーブで失点を免れる立ち上がり。

ボールは支配できないものの、守備から
リズムを作ったFC JINSEIはカウンターから
一瞬のスキを突いて得点を生み出す。

11 KING STARと #10 Zambia manの守備から

ボールを奪取し、#9 naaaarita09がゴールを陥れる。
この時FC JINSEIの守備陣はボールをシンプルに
縦につけることで、攻撃陣へ時間とスペースを保証。
保証された時間とスペースで#9 がドリブルする時間を
確保したことが得点への大きな要因となった。
動画による音声には#11 yugoが4分経ったら出場する
と発言する声が聞こえたが出したくなかったほどの
ギリギリの戦いにあったと筆者は感じている。
我慢の時間帯から得点を奪い、リードを奪う事に成功し
その後は3-1のブロックを敷きながら堅く試合を運び、
0-1のまま試合終了。いつものように守り勝つ戦いで
幸先よくスタートを切っていった。

第二試合
特に特徴なきフットサルパス回しチーム

第1戦からメンバーを変更し、#11 yugoを
先発に抜擢したFC JINSEI。勤勉な守備と
献身的なプレーでチームを安定させる動きを見せる。

7 coutinhoはドリブルで数度仕掛ける姿勢を示し

ゴールに迫るも、なかなか得点を奪えない展開が続く。

相手がフットサル型の球回しだったこともあり、
左右に展開され、次第にマークがずれ始めるFC JINSEI。
守護神m.nのビックセーブで耐え凌ぐ時間が続くも
流れの中から相手に失点を許す。
すかさずFC JINSEIは守備に長けるモロッコ人野中に
替えて守備に長けない#9 naaaarita09を投入する。

守備力の低下と相反して
前線にターゲットを得たFC JINSEIは出身大学らしい
パワーに任せたチームスタイルで流れを押し返していく。
守備面ではGKとして三重県トレながら
現在フィールドへと勇気あるセルフコンバートを見せる
Zambia manを筆頭に粘り強い守備を見せる。
KING STARの縦パスからnaaaarita09がゴールを陥れるも
終盤の失点で1-2で終戦。これが後に痛い1敗となる。

第3試合 優勝チームFC TON


全体的に技術のあるチームとなったFC TONだが
開始早々大阪体育大学らしさ全開のパワープレイから
naaaarita09が得点し、先制に成功する。

優勝候補と目されるFC TONを相手に粘り強く対応。
KING STARのライン上のブロックや最後まで寄せ切る
Zambia manの守備でリズムを作っていく。
その後失点し、1-1になるも拮抗した試合を展開する。

このFC TONには関西1部でプレーする選手も
数人在籍するチームではあったが、個人的な技術は
全く引けを取っていなかったのではないかと感じている。
もちろんプレイヤーとしての特徴が技術にある相手には
華麗にみえるプレーも多くはあったが、FC JINSEIにも
セービング、守備技術、パワー、得点力とそれぞれ違った
武器を手に、互角以上に渡り合えていたように感じる。
チーム内のミーティングにおいても
技術的なミスやプレーにフォーカスすると同時に
個人の質的優位性によりフォーカスしたゲームプランを
立てて臨む方が相手に嫌がられるチームになるのではないか
そんなことを抱かせる期待の持てるゲームとなった。

第4試合 量産型選手の集まり軍


これの上位互換がわんさか存在する大学でプレーした
FC JINSEIにとっては体力的にはしんどいものの、
プレイヤーとしての脅威はそれほど感じることがなかった。
相手の左利きのカットインシュートに時折脅かされながらも
FC JINSEIらしい早い展開とシンプルな攻撃でチャンスを
幾度となく作るも、KING STARが見せ場を作るべくGKを
抜きにかかるマイブームプレイを見せたり、naaaarita09の
自称芸術ループシュートがGKに阻まれるなどチャンスを
逸したことでリズムを徐々に失っていく。
しかし、ここでもフットサルと出会い系を日々学ぶ
GKm.nがビックセーブを見せ、窮地を脱することに成功。
どうしても勝利が欲しい JINSEIはnaaaarita09への
パワープレーでチャンスを狙う。ラストプレイで
naaaarita09の99%のフィクションファウルで
ゴール前FKを獲得したFC JINSEIはKING STARに託す。
前回大会でもFKからゴールを決めているKING STARの
右足から放たれたボールはDFのリフレクションもあり、
そのままゴールへと吸い込まれる。一瞬の静けかさから
爆発する決勝点への喜びを #7 coutinhoとのハイタッチ
ゴールセレブレーションで祝う。そのまま試合終了。

勝ち点及ばず、3位となったが、
今後に期待の持てる大会となった。

この大会を通じて取り組んでいた3-1のブロックは
相手がボールを持つスキルがある相手に対しては
一定の効果があることを示したといえるだろう。
もちろんポゼッションや球持ちの良さを改善することも
必要ではあるが、原点である堅さからの速攻は
共通認識として持っていることはチーム戦術として
大きいということは今日の大会にて明白となった。
現状にどう肉付けし、チームを構成していくのか。
逆にこの戦い方をできるチームは数少ないと言え、我々の
アイデンティティとして捉えながらさらなる勝利を
積み重ねるべく JINSEIを捧げて精進していくべきである。